これからも必要とされる左官職人
近年、左官を目指す人は男性だけでなく女性も増えており、全国左官技競技大会に出場する女性職人や内閣総理大臣を表敬訪問した女性もいらっしゃるようです。
左官の世界は、こうした女性職人が目覚ましく活躍ができる業界でもあります。左官はこれから先も建築の世界ではなくてはならない職業です。身につけたスキルは一生、自分のものになりますので、しっかりした能力を身につければ左官職人として一生涯活躍できます。
左官職人のキャリアパス
見習い工
入社後、会社内や現場職業訓練校で先輩に教えてもらいながら仕事を覚えていきます。(OJT教育)
技能士
自らの腕で建築物を創る魅力を直に体験します。そして建物が出来上がっていく工程にたずさわり技能を磨いていきます。
作業主任
第一線で中心となって働き、自分の腕を磨いていくとともに後輩を指導する立場になります。
職長
現場で職長(責任者)として一つの現場を最後まで任されるようになります。会社の代表として現場を任されることは職人としての誇りです。
職人さんたちを取りまとめ、マネジメントする立場の人物になります。
自ら現場で活躍しながら、マネジメントをして現場をまとめます。
技能者としてより高度な技能の習得や新しい左官の仕事に取り組みます。